高校生の勉強は受験が中心になってしまいがちです。
教育者も練習問題を解くことを中心に教えてしまいがちですが、これでは試験で点数を取る能力しか伸びないので、大学へ行ってから困ってしまうことがあります。
大切なことは本質を見る目を育てることなのです。
要するに教科書をしっかり読むことの大切さを教えることです。
勉強の基本は読書であってそれが理解できてから練習問題を解くことが大切になってくるのです。
最初から練習問題だけを解くようにしていくと、ある時限界がやってくる可能性があります。
一番大切なのは理解することです。
例えば理科の実験が楽しいと思えるような能力を身につけることです。
そうすれば日常生活には面白い事が沢山あります。
空き缶一つとっても様々な金属が使われています。
蛍光灯は化学反応が起こっています。
このように不思議なものは世の中に沢山あります。
そういう視点を身につけさせる事ができたら高校生に対する教育と言うのは成功であると考えられます。